少年野球での正しいスイング習得のための練習方法と指導方法


世界のイチローでさえ、シーズン打率4割を超えることはなく、野球の中でもバッティングは難しいものです。

少年野球を始めたばかりの子供達は、バッティングフォームが安定せずバットにボールが当たらず、思ったようなスイングができないため、モチベーションも下がりがちです。

そんな子供達に、バッティングをいかに身につけさせるかは、指導にあたる監督やコーチの技量に左右されます。

自分で学ぶよりも教えてもらって上達する少年野球のバッティングのカギとなる監督やコーチの指導する方法やコツを紹介します。

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少年野球のバッティングで重要な基本とは?

理想とされるバッティングフォームは、一流選手でさえ模索するほど難しいものですが、少年野球での基本となるバッティングフォームは、次のような点に注目されています。

少年野球での正しいバッティングフォームは、ピッチャーの投げるボールのスピードに対応するために、バットを振り始めるトップの位置辺りにバットを構えることから始まります。

その構えから、軸足に体重を乗せてステップを踏み出し、両脇を閉めて、バットをボールに当てられるポイントに最短距離でスイングします。

そして、ボールをバットでとらえた後のフォロースルーは、腕を伸ばして大きく振り抜きます。

正しいバットスイングを身につけるためには、一つずつチェックしながら素振りを重ねて、バッティングフォームを固めますが、指導者の適切な指導が不可欠です。

少年野球のバッティングを指導する際の注意点は?

少年野球を始めたばかりの子供や低学年の子供には、難しいことは言わず、バットを自由にスイングさせてみましょう。

子供の体格や筋力で最も楽にスイングできる状態を確認しながら、正しいバッティングのスイングとなる修正点を、一度にまとめて伝えないことが重要です。

バッティングを練習する年齢が低いほど、一度に多くのことを聞いて対応するのが難しく、修正箇所が多くなると否定されたと感じてヤル気を失くす場合もあります。

少年野球のバッティングで重要な基本は、スイングが開始される時の手の位置、体重移動、失敗を恐れない気持ちの三点に重点を置いて、修正させたいポイントを、少しずつ教えていくことが、達成感にもつながります。

そして、最も重要なことは、バッティングで失敗した時に怒るのではなく、どこが悪くて失敗したかを冷静に指導し、子供が萎縮しないように配慮することで、継続した練習が可能となります。

少年野球のバットスイングを指導する際のポイントと注意点

少年野球のバッティングの基本練習は素振りですが、正しいバッティングフォームを身につけるためには、自分では気づきにくい修正点を、指導者が適宜適切に助言と指導することが重要です。

指導にあたる監督やコーチは、選手の年齢や体格、体力や筋力を考慮しながら、一度にまとめて指導するのではなく、修正させたいスイングの箇所を一つづつ教えることが重要です。

バッティングの基本となるトップの位置、体重の移動、フォロースルーといったポイントを押さえ、子供のモチベーションを維持させるような指導が求められます。

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