少年野球の練習といえば、基本練習ばかりで面白くないものばかりだと思われがちです。
しかし、練習メニューはもちろん環境を変えて練習してみるのも一つの手です。
練習とは、自分のチームのみでするものだと思っていませんか?
その固定概念を捨て去ることができれば選手たちにウケのいい練習をすることができますよ?
目次
選手ウケの良い練習メニュー
選手たちにとって一番楽しいのは、やっぱり打撃練習や紅白戦です。
毎日、守備や走塁練習に重きを置いているチームは少なくないと思います。
フリーバッティングでも打つ時間は1人あたり5分程度で、時間が少ないなんてこともあると思います。
そこで、紅白戦を取り入れたりするわけですが指導者としてはあまり口出しをせず選手たちにのびのびプレイさせてあげましょう。
普段から怒られてばかりなのに紅白戦まで怒られるとなると選手たちはのびのびプレイする機会がありません。
よほど怠慢なプレイがない限りは、極力怒るのは避けて見守ることに徹しましょう。
練習する環境を変える
紅白戦を月に何回か取り入れることも選手たちのモチベーションを維持するうえで有効な手段ですが、練習する環境を変えてみることも一つの手段といえます。
僕のチームでは何ヶ月かに一度、他のチームと合同で練習する機会を設けています。
それによって他のチームの練習を覗くこともできますし、そのチームの練習態度であったり選手の能力を細かく見ることができます。
何より選手たちも他チームと交流が出来るので、新しい友達も増えることでしょう。
他チームに友達が出来ることで、ライバル意識なんかも芽生えてくると長期的なモチベーションの維持にも繋がるでしょう。
これは経験上の話なのですが、他チームとの合同練習の際にチームをごちゃ混ぜにした紅白戦をするとすごく盛り上がります。
いつもは対戦相手のピッチャーとバッテリーを組んだり二遊間を組んだりするとものすごく新鮮で新しいものを得られます。
相手の技術を盗むのも練習のうちです。
まとめ
自分のチーム内で練習メニューを工夫することもモチベーション維持のための手段ですが、練習環境を変えてみることも一つの手段であるということを覚えておいてください。
僕のチームでは、これを同じチームとばかりでなく色んなチームとやることで指導者の交流もそうですし、選手たちの輪も広がっています。
それによって、その後の野球人生で交流のあった子達と同じチームになったりした時にすぐに新しいチームに馴染める要因にもなると思います。