少年野球でピッチャーの素質を見抜く

投球・ピッチングの練習メニューと指導法_R
ピッチャーをやらせる子というのは、将来的にも化けそうなセンスの溢れる子に限ります。

そのため、打順でも1番や3番、4番を任されることが非常に多いです。

強豪高校では、野手が昔は皆投手だったなんて話はザラにあるくらいセンスのある選手は必ず投手をやっているのです。

なので、まずはピッチャーとなる才能ある選手を発掘するところから始めます。

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素質のある選手の見つけ方

野球の素質のある選手というのは、まず動きからして他の選手とは違います。

しかし、投手として一部分でも優れたところがあれば十分投手として育ててみる価値はあると思います。

その投手に必要な才能を秘めているかを見分ける方法を紹介していきます。

50m走は、小学生で7秒台で走れれば瞬発力がありますから投手に向いていると言えます。

肩の強さは、遠投をさせてみるか実際にピッチャーとして全力投球させてみてスピードガンで測るのがいいかもしれません。

遠投は、60m〜70m投げられたら即投手行きでしょう。

スピードは、学年にもよりますが120キロ投げられたら十分な素質と言えると思います。

あとは打撃です。

だいたい小学生の頃からガンガン打てる子は、筋力や動体視力などに優れていますから投手向きでもあります。

長距離走が速い子も体力があり、下半身の安定感がありますからそういったところに目をつけてみるのもいいかもしれません。

何にせよ体力テストはすると思いますから、その成績を見て判断しましょう。

エースを決めよう

投手として育てる選手を決めたらそこからエースとなる選手を決めましょう。

エースとして必要なのは、1試合任せられるだけのスタミナと安定感があることです。

こういった選手は、必ずと言っていいほど打撃もいいですから中軸を任せることになると思います。
そうなると1人の負担が大きくなってしまうので、キャプテンは他の選手に任せるなどの配慮をしましょう。

その子中心にチームを作るのはいいことですが、その子がいないとチームとして成り立たないようなチーム作りだけは避けなければなりません。

何かしらの得点の方法や守り方は身につけておくようにしましょう。

まとめ

私の現役時代にもプロになれる才能を秘めた投手がいました。

もちろん、その子中心のチーム作りになり最少得点でも勝てるようにと守備を徹底的に鍛えられました。

その甲斐あってその子が投げていなくても失点を少なく済ませることが出来ていました。

チームとして何かしらの強みを持っておくというのは非常に心強いものです。

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