少年野球の指導をしていて一番厄介なのが、雨です。
外で練習できないので予定が狂います。
特にクラブチームは、土日しか練習ができないので大変困ります。
なので、近くに室内練習ができるところがあればそこで練習すれば良いのですが、そういった環境にない場合は市民体育館などを貸しきって練習するといいと思います。
体育館での練習メニュー
公共の体育館の場合は、バットを使った練習はできないかもしれないので事前に確認しておきましょう。
その場合は、ランニング、ストレッチ、ダッシュなどのアップが終わったら室内での長距離走や筋力トレーニングなどのメニューをこなしましょう。
僕のチームでは、練習終わりに声出しの練習なんかもしています。
試合中には恥ずかしがらずに大きい声で指示を出さなければいけませんから結構大事なことです。
筋力トレーニングは、腕立て伏せ10回、腹筋30回、背筋30回をそれぞれ3セットくらいでいいと思います。
身体のできてないうちからあまり無理をさせすぎると怪我をしてしまうので、選手の限界を見極めながら練習させましょう。
また、シャトルランや反復横跳びなどの瞬発力を鍛えるメニューも取り入れましょう。
なぜなら、土の上を走るより体育館のように踏ん張りが利くところで瞬発力を鍛える練習をした方が速く走ったり動いたりする感覚を身につけやすいからです。
あまり、長い時間やっても意味ないので短時間で負荷のかかる練習を効率的に行いましょう。
学校のクラブ活動の場合の室内練習メニュー
学校のクラブ活動の場合、体育館が使えなくても外廊下が使えたりするので廊下を使ってストレッチ、筋トレなどの練習をしましょう。
さすがに廊下でダッシュなどの練習は危ないので控えましょう。
ただ、誰も通らないということがわかっているなら校舎の階段を使って階段ダッシュをするのはいいかもしれません。
その際は、一番上の階と下の階で指導者を配置し不測の事態に備えましょう。
もし、通行人がいる場合は先に通ってもらってから練習を再開しましょう。
一番大事なのは、練習を安全に行うことです。
筋トレの際も人一人通れるくらいのスペースは空けておきましょう。
学校は、みんなの共有スペースなので譲り合って使うのが常識です。
まとめ
記事を読んで分かったと思いますが室内での練習メニューは、筋トレなど筋力に負荷のかかる練習がメインになります。
なので、翌日以降に疲れを残さないようクールダウンのストレッチは時間をかけてやらせるようにしましょう。