少年野球で速くベースを回るための走塁練習方法

走塁・ランニングの練習メニューと指導法(2)
ベースを回る際に大事なのは、もちろんスピードを出すことですがスピードを出すためには、それなりのベースの回り方をしなければなりません。

そのためには、それなりの練習が必要です。

では、ベースを速く回るための練習方法を紹介していきましょう。

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ベースを速く回るためにはどうすればいいのか?

端的に言うとベースを速く回るためには、いかにベースを踏む時に失速を減らし加速に繋げられるかがポイントになってきます。

ベースを踏む際には、ベースの内側の角を左足で踏むのが基本になりますが、ベースの上の面をべた踏みするのではなくベースから足を離す時に丁度ベースの側面につま先がかかるように踏むのが上手い踏み方です。

つまり足の指の付け根からかかとまでは、ベースの上の面を踏んだ状態です。

そんなにピンポイントに踏むのは難しいと思うので大体でいいと思いますが、できればつま先でベースを蹴りたいので、つま先は限りなくベースの側面に近い位置を踏むように心がけます。

なお、ベースの手前では少し膨らみをもたせて走り、ベースで直角に折れないようにします。

また、塁上にいるランナーが次の塁を狙う時に重要になってくるのがスタートダッシュです。

スタートを切ってしまったら元の塁には戻れないくらいの勢いでスタートを切れればベストです。
意識的には、次の塁に倒れ込むようなイメージを持ってスタートを切ります。

身体を無理矢理前に倒すと自然と足もついてきますよね?

これは、そういった論理からきているのです。

野球はサッカーのように長距離走ではありませんから瞬発的に速ければいいのです。

ベースを速く回るための練習

では、理屈が分かったうえでベースを速く回るための練習方法を紹介していきます。

練習はベースランニングが基本になってきますが、紹介するのは部分的なベースランニングに
なります。
ベースを回る部分だけを切り抜いて練習していきます。

ベースとベースの中間あたりからスタートし、膨らんでベースを踏んで加速するだけのものですが、ベースで加速するというイメージを掴んでもらうためには数をこなすことが大切です。

感覚をつかめてきたらホームからスタートし、二塁まで進塁させてみましょう。

まとめ

ベースランニングでは、ベースを踏むたびに加速していくイメージを持って練習してもらいましょう。

あまりボールの行方は確認せずにランナーコーチに全て任せましょう。

ランナーコーチを信頼して走ることだけに専念することで、ボールの行方を見ていたから行けなかったところが行けるようになったりします。

選手同士のそういった信頼も必要です。

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