少年野球でピッチャーになるための練習法と上達法


少年野球で最も人気のポジションであるピッチャーには、打者に対して投げ込むピッチング技能と野手としてのフィールディングも要求され、誰でもできるわけではありません。

ひと試合で守備につくイニング数を一人で投げ切ることが多い少年野球では、ピッチングに必要な俊敏性と持久力、そして、タフな精神力を持った子供でなければ務まりません。

少年野球の指導にあたる監督やコーチは、参加している子供達の中から、足が速く、長距離走が速いなどのピッチャーの素質を見抜き、適切な練習で上達法を伝えます。

ここでは、少年野球のピッチャーが行うピッチング練習方法や上達法につながるポイントなどを紹介します。

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少年野球のピッチャーが行う基本的な練習方法と考え方

少年野球のピッチャーがピッチング練習を行う前に、必ず、野球の基本となるキャッチボールの練習を入念に行います。

打者に対して投げるピッチャーも、マウンド上から投げるボールが手から離れた瞬間、グランド上にいる一人の野手となるため、打者の打ったボールを処理する守備につきます。

ピッチャーは、他の野手と同様、ゴロやフライの正確な捕球と各野手への送球も必要で、キャッチボールには、野球の基本と全てが詰まっている練習で、上達法のヒントも隠されています。

ピッチングの基本となる下半身は、ランニングやスクワットといったトレーニングで強化されるため、チームの全体練習ではない個人練習を積み重ねておくことも基本です。

そして、消耗品とさえいわれる肩や肘は、酷使すれば故障の原因となりますので、入念な準備運動と投げ込む球数を、監督やコーチが見守るべきです。

少年野球のピッチャーの上達法は?

ピッチングでスピードボールを投げたり、キレのあるコントロールされたボールを投げられる上達法のポイントは、腕や肘の使い方にあります。

スピードのあるボールを投げるためには、腕のしなりを利用するため、肘から前に出して肘が伸びきったポイントでボールを離します。

そのため、肩周りの肩甲骨のストレッチなどで柔軟性をトレーニングしておくことが、ケガの防止にもつながります。

また、変化球が禁止されている少年野球のピッチャーには、振りかぶって投げる場合とクイックモーションでの投げ方を、同じ動作で投げることが大切です。

これらのピッチングの上達法を身につけるには、キャッチボール、ランニング、スクワットといった基本的な練習を継続しながら、シャドーピッチングを繰り返して練習し、体に覚えこませることが、最も重要で王道です。

少年野球のピッチャーの資質と上達法

少年野球のピッチャーには、俊敏性と持久力といった体力面とタフな精神力を資質として求められ、監督やコーチが、素質を的確に見抜くことが大切です。

少年野球のピッチャーをはじめ、他の野手にとっても基本となる野球の技術が詰まっているキャッチボールの練習を入念に行い、下半身の強化のトレーニングを継続します。

ピッチング上達法には、正しいピッチングフォームを身につけるためのシャドーピッチングの反復練習が必須です。

その際、指導者は、肘と腕の使い方に注意した指導を行います。

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