少年野球におけるメンタルの指導法


昭和から平成の初めまで、多くのスポーツで科学的な指導よりも、「やる気」や「根性」といった精神論を振りかざした指導法が、大手を振ってまかり通ってきました。

少年野球でも、エースピッチャーが試合途中にバテたり、不調をきたしても、「悔しくないのか」などと叱咤激励して、続投させるなどもよくある光景でした。

しかし、少年野球をはじめとしたスポーツをする選手のメンタルは、それぞれの選手が、どれだけやり抜く思いを持たせられるかを指導した結果といえます。

少年野球におけるメンタルの強さとは何か?どんな指導をすべきなのか?考えてみます。

少年野球におけるメンタルの強さとは?

人が行動を起こすのには、ある出来事に直面した際に抱いた感情をもとに、どうすべきかを考え、そこから行動が生じます。

少年野球におけるメンタルの強さとは、それぞれの選手が明確に立てた目標に対する思いの強さと言い換えることができます。

少年野球に所属する選手たちが、試合に負けた後に悔しいという感情が強ければ、次の試合では勝ちたいという思いが生まれ、その思いが強いほど、苦しい練習でも勝つために乗り越えようとします。

この乗り越えようとする思いが、メンタルの強さであり、指導者が強制して指導するものではないと個人的には考えます。

少年野球でメンタルを強くする指導法は?

少年野球でメンタルを強くするための指導の前提には、前述したように、それぞれの選手が試合に負けた悔しさを強く抱くことが必要です。

「悔しい」といった感情を指導者が教えることはできないため、指導者は、それぞれの選手に覚悟を決めた目標を立てさせることが、第一段階と言えます。

それぞれのポジションの選手に、「エラーをしないように頑張る」といった曖昧な目標を立てさせるのではなく、一年後には「県大会で優勝する」とか大きな目標を立てさせ、そのために、今週は「毎日5キロのランニングを継続する」といった具体的な目標を立てさせることが重要です。

心底願う大きな目標を明確に立てさせ、その実現のために、今、何をすべきかを問い、小さな目標を立てさせるわけです。

大きな目標のために、小さな目標を週毎や日毎に更新しながら、達成感と修正を実感させる指導を繰り返すことで、メンタルは徐々に鍛えられると考えられます。

少年野球のメンタルは、大きな目標と小さな目標を立てて!

少年野球のメンタルの強化は、指導者の怒声や叱咤激励からは生まれず、それぞれの選手が覚悟を持って立てた目標を実現しようとする想いの強さが必要です。

少年野球の指導にあたる監督やコーチは、それぞれの選手に、一年後の大会での優勝などの大きな目標をチームとして共有できる覚悟を植え付け、その実現のため、日頃の練習や週毎の小さな目標を立てさせ、少しずつ達成感と苦しさを乗り越えさせる練習による指導しかないと考えます。






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