少年野球の練習時間というのは短いと思います。
短時間でいかに野球を上達できる練習をするかにより試合で結果を出せるのかが決まってきます。
今回は短時間の練習で走攻守を上達する練習方法を紹介したいと思います。
走攻守を上達させる練習方法
走攻守を一つの練習方法で上達できれば練習時間かなり短縮され、自主練習や早めの帰宅ができ、子供達や監督やコーチにも休養が取りやすくなると思います。
その練習方法はまずは守備組と打撃組の2グループに分け、ランナー1塁からスタートし、1時間30分以内に点数を稼いだ方が勝ちというミニゲーム式にます。
カウントは2ボール1ストライクから始めます。
これにより、守備組のピッチャーや野手にプレッシャーを与え、1球1球に集中させ、集中力と守備力を鍛えます。
打撃組も同じ条件になるようにします。
打撃組の条件はランナー1塁の走者は足が遅い速いに限らず絶対走らないといけません。
それにより、走者の盗塁や判断が鍛えられます。
打者に関しても走者との連携が必要な為、ランナーを進塁させるにはどこへ打った方がいいのか等々を想定した攻め方を考えなければいけません。
このようにプレッシャーと集中を与える事により、短時間で上達する練習が可能になります。
試合でも同じ事が言えます。
少年野球の試合では1時間30分が最長だと考えるとその間は集中しないといけません。
その集中力も鍛える事ができます。
少年野球の子供達が1時間30分を集中するのにはそう簡単にできるものではないと思います。
このミニゲームをする事により、集中力も鍛え、集中力が増している分、走攻守も上達できるとうい事になります。
ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
補足として先ほどのミニゲームに関してですが試合の状況も踏まえているので様々な戦略や戦略への対策が練習できます。
ランナー1塁で絶対に走らないといけない条件がつく事により、ランナーは1球目か2球目かで走らないといけません。
この状況を考えると打撃組に関して言えばランナーが足が遅いのか速いのかを確認し、遅ければバントやエンドラン、野手の間を狙って打ったり、速ければ1球目からの盗塁やエンドランとランナーと打者が生きる為のセーフティバントと戦略を考えないと点数を稼ぐ事ができません。
守備組から考えると打撃組での戦略を対策する為に守備位置を変えたり、ピッチャーが三振を取りにいったり、ランナーの状況を見たりと判断する事が沢山あります。
これらの事を考えると子供達の考えや監督やコーチの考えの意思疎通が取れていないと上手く点を稼ぐこともできないし、機能しません。
このミニゲームは少年野球の子供達にとって高度な技術が求められる事になるのでミスは当然であり、ミスを繰り返す事により試合でのミスが少なくなって来るのだと思ってください。
指導も大事ですが練習でいかにミスを経験させるかで子供達を上達させるかです。
監督やコーチの忍耐力も必要となってきますので子供達の為だと思い、堪えてください。