少年野球の低学年を教えるうえで大切なのはフォームです。
なので、練習メニューを組むとなると基本的な投げる走る打つの動作が走った練習メニューが中心になります。
難しいことは一切教える必要はありません。
ただ、タイトルにもあるようにまねぶことは大切だと思います。
まねぶとは、学ぶと真似をするの造語で真似をしながら学んでいくという意味で使われています。
この記事では、まねぶことの重要性について説いていきたいと思います。
プロ野球選手や上級生からまねぶ
低学年の子達が身近に参考にできる存在といえば、上級生です。
生で見ることができますし、アドバイスももらうことができます。
プロ野球などもテレビで見ることができますからプロ野球選手を参考にするのもいいかもしれません。
しかし、プロ野球選手のなかには特徴的な打撃フォームの選手もいます。
特に身体を開いて打つオープンスタンス打法は、小学生に真似をさせてはいけません。
というのもこのオープンスタンスは構えた時から足を開いた状態で構えるので、踏み込みの際内側に踏み込まないと外角のコースが打てません。
小学生のうちにオープンスタンスの位置から内に踏み込んで打つというのは恐怖心もありますし、逆に内角のコースが苦手になったりしてしまうのでオススメしません。
右足と左足が揃うように構えるスタンダードな打法の選手を参考にさせると良いでしょう。
例えば、以前阪神に在籍していた城島選手や元広島の前田選手、元日本ハムの二岡選手が綺麗なフォームで参考になります。
特に前田選手のトップからの腕の使い方、バットの出し方は非常に参考になるのでユーチューブなどで観せてあげて下さい。
投球フォームではサイドハンドやスリークウォーターは極力避け、オーバースローを勧めましょう。
参考になるプロ野球選手は、オリックスの金子投手です。
足を上げた時のバランスが崩れず、投球までの動作に乱れがありません。
そのため制球が安定しており、勝ち数を伸ばせるのです。
フォームを固める反復メニュー
低学年では、人の真似をしながらそれを自分の形にしていく練習を繰り返し練習します。
筋肉がまだないので、フラフラしたりすることも多々あると思いますがそうならないための反復練習なので素振りやキャッチボールなどの基礎練習を繰り返しやりましょう。
飽きさせないために実際にボールを打たせたりする工夫も必要です。
まとめ
低学年のうちに誰か1人でも自分のアイドルとなる選手を見つけさせておくのが成長につながります。
家でプロ野球などを観るように普段から言っておきましょう。