少年野球の冬場の体力作り


野球のオフシーズン(冬季期間)は、夏場には出来ないハードなトレーニングでチームとしての総合力をアップさせる貴重な期間です。

特に体力の強化、守備の強化に力を入れたい期間でもあります。

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体力強化に努めよう

冬の期間は、身体を動かしても汗をかきにくく暑さがないので疲れも夏場ほど感じにくいです。

そのため走り込みや長距離走などのハードなメニューをこなすのに最適な時期と言えます。

しかしながら、小学生ですから長時間のハードなトレーニングには耐えられません。

さらには、飽きっぽいという問題点もあります。

そのため、ただ走るだけとか筋トレをするだけではなく他のスポーツで体力をつけるというのも一つの方法だということを覚えておきましょう。

その代表的なスポーツがサッカーです。

走ることが目的ではなくボールを取りに行ったりゴールを奪うために走るため、楽しみながら走るトレーニングを行うことができます。

また、他のスポーツの動きを知ることで人間としての幅もできてくると思います。

小学生のうちは、新しいことをどんどん吸収できる期間なので色々な経験をさせた方が将来の幅も広がっていいと思います。

絶対に野球だけというわけではなく他の道で才能を開花させる可能性だってあるわけですから指導者として野球だけっていうのを押し付けるのはあまり褒められるべきことではありません。

守備の強化に力を入れよう

また、動き回れる期間のため守備の強化に充てられる期間でもあります。

全体でのノックよりも個人ノックに重点を置き、量をこなして守備の動きを身体で覚えさせましょう。

守備は身体で覚えるものなので、個人ノックで数をこなし繰り返し反復しましょう。

1キャリー単位ごとに交代させるくらいがちょうどいいと思います。

連携プレーも大切なので、全体ノックでランダンプレーなどを練習しましょう。

ランナーをつけることでより実戦に近い形で練習できます。

普段のノックなら順番に打つのが普通ですが、冬場は待っていると身体が冷えるためランダムに打つようにしましょう。

そうすれば、自分のところへボールが来なくともボールの行方によって自分も動かざるをえない上に集中力を切らさずに練習できます。

練習に参加しているという意識が欠けているようなプレーがあった時は、どんどん怒ってもいいと思います。

冬場は、集中力を欠くと怪我につながりやすくなります。

まとめ

冬場のトレーニングは、怪我のリスクを下げるための身体作りの意味もありますが、トレーニング自体がハードなものになりやすいので怪我のリスクは普段より高まります。

休ませる時は休ませ、無理するとこは無理をさせるようにメリハリをつけて練習させましょう。

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