少年野球の練習で子供達に負担をかけてはいないですか?
少年野球の練習をたまに見かけますが私が思うに球数を投げすぎではないかと心配する事があります。
いくら少年野球とは言えども子供達の体はまだ発達段階であり、これからの野球人生においてそれが負担になってくる可能性があります。
今回は少年野球だからこそ気をつけたい練習の投球数についてアドバイスしたいと思います。
練習だからこそ気をつける
監督やコーチは子供達が日々の練習の中でおおよそどのくらい投げているか把握していますか?
やはり、監督やコーチが把握していないと子供達はただ与えられた練習を真剣に取り組む為、自分がどれくらい投げたかの投球数までは把握していません。
詳細にではなくおおよそでいいのです。
簡単に投球数の計算してみると練習始まりのキャッチボールやトスバッティングで70球、ノックや守備練習で30球、バッティング練習の守備で50球で考えると150球は投げていると思います。
これを週5日の練習だと750球の投球数になります。
いくら体力の回復が早いと言われる少年野球の子供達でも正直、投げすぎです。
しかもこの投球数を投げて自然と疲れが溜まっている状態での土日の試合と考えるとかなりハードであり、試合への影響がないとは言い切れません。
やはり、ざっと計算した投球数を考えても週に2回は投球数を軽減させるべきだと私は思います。
さすがに全く投げない日は入りません。
むしろ全く投げない日を作ってしまうと日々の練習でせっかく覚えたボールの感覚を忘れてしまう可能性が出てくるからです。
ピッチャーだと余計にです。
これらを考えると練習だからと言って無駄に投球数を投げさせても故障のリスクが高まるばかりです。
まとめ
以前の少年野球だと投球数までは考えもせずに投げたら投げた投球数だけ肩が強くなるという時代でしたが近年ではその考えは淘汰されてきています。
多く投げさせない為にも様々な筋力トレーニングがあり、トレーニング器具が開発されています。
日々の練習にトレーニングも取り入れ、少しでも投球数を減らしながら肩や肘の負担を軽減する事ができれば試合に臨む際も万全な状態で戦う事ができると思います。
投球数を減らした練習を取り入れる事により、少年野球だけではなく、その先の野球人生によく故障しがちな肩や肘の故障リスクを下げれる事ができると思います。
それにより、少年野球で指導していた子供達に後々故障しない体を作ってくれた事に感謝されると思います。