少年野球で高学年になってからの応用的な練習メニューと意識付け

コラム_R
少年野球では、低学年と高学年でレベルの差があるためチームを別けて練習することが良くあります。

今回は、高学年チームの練習メニューについて述べていきたいと思います。

しかし、ただの基本的な練習メニューについてではなく基本からワンランクステップアップした応用練習という認識で読んでいただけたら幸いです。

また補足になりますがタイトルにある意識付けとは、高学年としての自覚を持ってもらうという意味での意識付けになります。

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高学年としての意識付けをする

高学年チームに属している子達に一番はじめにやっておきたいのが、高学年としての意識付けです。
それは、ただ自分たちが高学年になったんだというものではなくチームを引っ張っていく存在として責任を持ってもらうという意味で重要です。

低学年の子達がダラダラやっていたら注意する、監督から受けた練習の指示を他の選手に伝える等チームを円滑に運営していくうえでこれらは必要なことです。

また、それによって指導者の負担も軽減することでしょう。

特に試合では、レギュラー選手の学年が皆6年生ではありませんから最上学年である6年生が年下の子達をサポートしながら試合に臨めるように指導する必要があります。

低学年チームと何が違うのか?高学年チームの練習メニュー

低学年と高学年で圧倒的に違うのが技術もそうですがスピードやパワーです。

高学年の子達が当たり前に外野まで打球を飛ばすことが出来るのに対して、低学年の子達にバットを振らせても外野までボールが飛ぶことはそれほどないと思います。

走るだけにしても低学年の子が高学年の子に勝つのはまず無理だと思います。

それを踏まえた上で、高学年チームにはどういった練習をさせればいいのか?

ある程度基礎が身についている高学年チームでは、選手の卒業後を考えた練習が必要になってきます。

例えば、バント練習もただのバントではなく三塁線、一塁線を狙ったバント。

また、プッシュバントなんかも将来的には必要になってきます。

守備では、ランダウン(挟殺)プレーやランナーがいるときのサインプレー。

打撃練習では、エンドランでランナーを進塁させるためセカンド方面にゴロを打つ練習などもしておきましょう。

高学年のうちに攻撃、守備の面でワンランク上の技術を身につけるような練習メニューにトライしましょう。

まとめ

中学生になると身体つきも良くなりパワーがついてきます。

小学生のうちに培ったスキルは必ず活きてくるので、高学年のうちに身につけられるスキルは身につけさせておきましょう。

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