少年野球初心者向けの指導法

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野球をやってみようと思って少年野球団に入ってくる子供達の志望動機はそれぞれだと思います。

友達が入ると言ったから、好きなプロ野球選手みたいになりたいと思ったからなど人によってそれぞれです。

そういった子供達にまずはじめに教えるのがキャッチボールです。

これは、野球において基礎中の基礎です。

これが出来なければ何も始まりません。

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段階を踏んで全体練習に参加させる

キャッチボールがある程度出来るようになったらベース間キャッチボールに参加させて全体練習に慣れさせます。

ティーバッティそれにも慣れてきたらノックに参加させてあげましょう。

ベースランニングは、走るだけなのではじめから参加させてあげても良いでしょう。

バッティング練習は、ティーバッティング程度なら入団後1ヶ月くらいでやらせてあげてもいいと思います。

フリーバッティングは、半年くらい経ってからの方が良いでしょう。

全く外野にも飛ばせないのでは、練習の意味がありません。

その子のためだけではなく全体のことも考えながら練習しなければいけないということを念頭に置いておきましょう。

練習では、上級生と下級生に別けて練習するのが一般的ですがどうしても人数が少なくて一緒に練習するしかないチームもあるかと思います。

そういったチームでは、入団したての頃は指導者が一人専属でついてあげて他の選手が全体練習を抜けなくてもいいようにしておきましょう。

初心者のために選手を欠くのは選手のモチベーションにも影響しますし、練習効率も悪くなります。

なぜ守備練習を優先させるのか?

初心者にまずやらせる練習はキャッチボールと先ほど述べましたが、段階を踏んでいっても守備練習ばかりでしたよね?

それはなぜでしょうか。

野球では、打てなくても守れれば負けることはありません。

しかし、守れなければどれだけ打とうが勝てません。

プロ野球みたいにDHがあるわけではありませんから打撃専門の選手などいません。

守れなければ試合に出られないのです。

また、打撃にスランプはあれど守備にスランプはありません。

守備は、練習した分身につきます。

だから、守備練習を優先してやらせなければならないのです。

まとめ

練習の段階を踏んでいく上でルールも同じように教えていくと効率よくルールを身につけさせることができます。

いろんなことをいっぺんに教えるのではなく、一つずつ教えて身についたら次を教えるようにしましょう。

いろんなことを聞いていっぺんに覚えられる子供なんていません。

時間をかけてじっくり育てていきましょう。

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