少年野球を始める子供達の親にとって子供達のことが心配でもあり、楽しみだと思います。
野球というスポーツは大中小関わらず、ケガは付きものでもありますがそれ以上に学ぶことが多いです。
今回は少年野球だからこその親の意識についてアドバイスしたいと思います。
少年野球から学ぶこととは
もし野球をやられたことのない親が子供に野球をやらさせるのは不安な部分もあるでしょう。
野球経験者の親でも心配なのは当然です。
野球はボール、バット、グローブ、スパイクとケガが起こり得る可能性が高い道具を使ってプレイします。
同時にその道具を扱って野球というスポーツを最大限に楽しむことができます。
それを少年野球から始めることはとても貴重な体験でもあります。
正直、中学野球から始めるのと少年野球から始めるのでは野球の上達レベルはかなりの差が出てきます。
少年野球から始めればそれだけ多くの時間、ボール、バット等を触り、使いと感覚が研ぎ澄まされます。
この差が大きいのです。
それだけではありません。
野球というのは挨拶のマナーだけでなく、先輩後輩の上下関係、物を大事に扱う、チームワーク、友達の作り方と多くのことを経験し、社会に必要なことを得ることができます。
親のサポートについて
少年野球の子供達が成長するには親のサポートがなければ成り立ちません。
サポートとは子供への愛情です。
仮にですが少年野球を始めて1週間後には辞めると言い出すかもしれません。
でも、そこで親が辞めることを承諾してしまえば次に始める習い事も1週間後には辞めてしまうかもしれません。
もしかしたら社会人になっても同じことを繰り返すかもしれません。
強制的に続けさせるのはどうかと思いますがある程度の強制は必要であり、愛情でもあります。
3回引き止めてそれでも辞めるというのであれば承諾しましょう。
野球は遊び半分で行うと大きなケガをします。
もう1点ですが子供の心のケアも親のサポートになります。
野球の技術に関しては子供の努力次第の部分が大きいですが心のケアは親のサポートにより、成長します。
各家庭により、やり方は違いますが初歩的なやり方として野球の練習で良かったことやダメだったことを聞くと良いでしょう。
強いて言うならダメだったことを無くすにはどうしたらいいかを一緒に考えてあげるとこまでお願いしたいところであります。
これにより、親の愛情も伝わり、子供が自分自身も理解できるようになるでしょう。
まとめ
少年野球を始めることは親にも負担が様々なところでかかってくるでしょう。
私の親もそうでした。
お金の面や試合や練習を見にいったりと様々なところで負担だったと思います。
私は社会人まで野球を続けましたが野球を辞める際は親へ電話で連絡し、高いレベルを目指しまだできると思っていた野球を断念する悔しさと親への感謝が入り混じり、電話を切った後に泣いたのを思い出します。
ただ、親から言われた一言で野球を続けて来て良かったんだと思った瞬間があります。
それは試合や練習を見に行くたびに様々な場所へ行き、様々な人に会うことができ、それが人生の思い出となっていると。