少年野球での雨天練習は休みにする事が多いでしょう。
体を休める意味では確かに必要ではあります。
ただ、休みにしてしまえば雨なので家でだらだらと過ごすとせっかくの練習の積み重ねたレベルが少し落ちてしまう事があります。
少しでも落とさないように雨天時の効果的な練習をご紹介したいと思います。
雨天時の効果的な練習メニュー
少年野球に限らず、雨天時での練習場所は限られます。
学校や屋根がある場所と狭い場所がほとんどと同時に危険性も伴います。
そこで雨天時の練習メニューは安全でゲーム性を持った軽い筋トレをご紹介したいと思います。
それはボールを使った筋トレです。
これはボールの感覚を少しでも忘れない事と少年野球での基礎体力に必要な筋肉を鍛える事です。
まずは腹筋を鍛えるメニューです。
2人体制にし、1人は腹筋を行う体制にし、もう1人は立って相手の足のつま先を踏みます。
腹筋を始めますがここでボールを使います。
腹筋を行う方が体を倒す時に立っている方が頭の先に投げ、腹筋を行う方は投げられたボールを両手でキャッチして体を起こして両手で渡します。
これを10回ずつ交代で3セット繰り返します。
次に背筋を鍛えるメニューです。
同じく2人体制のまま、今度は腹筋のメニューと逆のことをします。
1人は背筋を行う体制に入り、もう1人は太ももあたりに座ります。
今度は背筋する方が体を起こす時にボールを両手で座っている方に投げ、座っている方は両手でキャッチをし、背筋をする方が体を戻したらボールを渡してください。
これを10回ずつ交代で3セット繰り返します。
最後に体幹を鍛えるメニューです。
同じく2人体制です。
1人はうつ向けの体制になり、両肘と両足のつま先で体を持ち上げ、支えます。
もう1人はボールを相手の背中に置いて10秒数えます。
これを交代で5セット繰り返します。
この時に気をつけないといけないのはボールを背中に置かれた方はボールを落としてはいけません。
ボールを落とさないよう背中を真っ直ぐにしないといけなくなるので楽な体勢も取れず、しっかりと体幹を鍛える事ができます。
もちろん、落としたらペナルティで1セット追加してもいいでしょう。
体幹が強いに越したことはありません。
最初はできない為、時間がかかると思いますが問題ないです。
むしろそれだけで練習を終えても問題ありません。
雨天時に長々と練習しても意味はありません。
子供達が疲れるだけです。
まとめ
雨天時の練習は休息でもある為、長々と練習する必要がありません。
それよりも早めに帰らせ、リフレッシュも兼ねて子供達の遊ぶ時間を作る方がいいと私は思います。
少年野球をやっている子供は子供なりに遊びや宿題が忙しいのです。
むしろ遊びの方が忙しいのでしょうが。