少年野球では、得点があまり入らないため守備が大事になってきます。
そのため、レギュラー陣はもちろん控えの選手も含めて守備の上達は必須条件になってきます。
少年野球では、低学年で入団してから基本の練習をさせるのが定石ですが、特に守備練習には力を入れておきたいところです。
低学年からの練習を高学年に繋げる
守備を上達させるために必要なのは、低学年から指導の仕方を統一しておくことです。
そのため、低学年チーム担当の指導者とよく連絡を取り合い、こういう練習や教え方をして欲しいと伝えておくのが1番手っ取り早い方法です。
低学年と高学年ではもちろん練習のレベルが違いますから、高学年チームになるとやや難しい練習が含まれてきます。
そのため、基礎が出来ていないとまた基礎からやり直しになってしまい二度手間です。
また、捕球姿勢などがまずいためにそんな捕り方誰に教わったんだと言われるようなことになってもいけません。
低学年チームの指導者に捕球姿勢や送球は、こういう風に教えてくれと身振り手振りを交えて伝えましょう。
口で言われただけでは分かりにくい部分もあるかと思います。
低学年チームの指導者も分からないことがあったら聞きましょう。
分からないままほったらかしにしておいては子供達が可哀想です。
上手くなるにはとにかく数をこなす
基礎が出来てきたらあとは数をこなすだけです。
もちろんバックハンドでの捕球や自分の後方への打球への追い方などは低学年のうちに身につけさせておくのが前提になります。
それも含めて基礎です。
高学年チームでは、1人の選手が受ける打球の数を増やすためにノックはテンポよく、休日で指導者がたくさん出てきてくれている日は数カ所に分かれての個人ノックがベストです。
特に個人ノックでは、1人に1人の指導者がつきますから非常に密度の濃い練習が出来ます。
指導者がたくさんいる時は、監督は極力打つ方には参加せず全体の様子を確認しながら必要であれば口頭での指導をするという具合に立ち回りましょう。
個人ノックをする時は、打撃練習など他の練習をせずに個人ノックだけでその日の練習を終えてもいいと思います。
選手にとったら非常にしんどいですが、指導者が選手を励ましながらときにはジョークを交えて楽しく練習することに専念しましょう。
まだまだ子供ですからメンタルが弱いのは当然のことですよね。
まとめ
守備の上達に必須なのは、低学年の頃からの指導の統一化。
基礎が身についてきたらひたすら数をこなすということに限ります。