少年野球で低学年に教えるための練習メニュー

コラム_R
少年野球に入団できる条件はチームによっても地域によってもそれぞれ違うと思います。

1年生から入れるとこもあれば、3年生からでないと入れないとこなどもあるはずです。

なんにせよ入団して間もない子たちは高学年のレギュラー組とは別で練習させないといけません。

入団して1週間くらいは1人指導者が付いて投げ方の基本から教えてあげましょう。慣れてきたら低学年組の練習にも本格的に参加させていきます。

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低学年組のキャッチボールと連帯責任の制度

基本的に低学年のメニューは基礎練習が多くなります。

キャッチボールもままならないようでは高学年に混じって練習させることは出来ません。

キャッチボールでは、暴投で抜けた場合は抜かした方はもちろんですが投げた方も捕りに行かせましょう。

ベース間のキャッチボールでも暴投でボールが抜けていったらみんなで追いかけるようにさせましょう。周りに迷惑をかけないようにと丁寧に送球するようになると思います。

もちろん自分のために上達してもらいたいのですが、上手くなりたいというよりやりたいから野球をやっているような子もいます。

なので、そういった子にも上手くなろうという意識を植え付けないといけません。

さらに、試合での緊張感を養うトレーニングにもなります。

試合では常に緊張感のある状態でプレーしなければならないので早いうちからそういったトレーニングをしておくことは将来のためにもなります。

バッティング練習はモチベーション維持のために必要

小さい子たちはとにかくバッティングが大好きです。

守備練習よりバッティング練習の方がみんなの目がいきいきしていました。

というわけで、こういった楽しい練習は最後にとっておきましょう。

低学年のうちは、打撃練習を繰り返してもパワー自体が足りないのであまり成果が出にくい部分があります。
なので、がっつり打撃練習というような練習よりは試合に出ても通用する守備力を先に養わなくてはいけません。

打撃で成績がふるわなくても負けることはありませんが、守備がままならないようだと失点に繋がりますし、敗北にも直接関わってきます。

試合を戦う上で必要なのは、攻撃よりも守備が大きなウェイトを占めるので打撃練習はモチベーション維持のためと割り切って守備練習に重点を置きましょう。

まとめ

低学年の子達の練習はほとんど守備練習や基礎練習ばかりでマンネリ化しやすいと言えます。

基礎練習も大切なのですが、1日のスケジュールで考えた時に楽しい練習が1時間ほどあってもいいのではないかと思います。

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