少年野球の練習は学校のグラウンドや河川敷等でやることが多いでしょう。
ただ、雨が降ったり、グラウンドが使えなかったりと野球ができない時もあると思います。
そうなると大体は休みか自主トレになると思いますが今回はその中の自宅ででもできる簡単な練習方法をアドバイスしたいと思います。
自宅ででもできる練習方法と続けることの意味
自宅でできる練習は限られています。
少年野球の子供達でよくある自宅での練習は素振りや走る系です。
確かに素振りはバットがあればできますし、走る系はランニングシューズがあればできます。
ただ、ボールを使った練習はできません。
なぜなら投げる場所が家の中や庭だと無いからです。
と、思いがちですよね?
実際、ボールを投げなきゃ意味がないと思われている保護者や監督やコーチももしかしたらいるかもしれません。
もしこの考えをお持ちでしたらその考えを捨ててください。
野球はボールを投げる前に大事なことがたくさんあります。
もちろんフォームやイメージも大事です。
もっと大事なのは手の感覚です。
この手の感覚というのはピッチャーだとコントロールやストレートの回転数、変化球のキレが必要です。
野手だとボールを捕ってから投げる時に一瞬の間に縫い目や投げやすい握りを探して投げないといけません。
これができないと握り損ねや悪送球を生み出します。
いかにボールに対しての手の感覚が必要か伝わったでしょうか?
では、その手の感覚を自宅で体に負担を掛けずに身につけれる練習方法をアドバイスしたいと思います。
それは自宅に帰りついたら常にボールを握ることです。
ただ、これだけです。
もちろん、食事中以外は常に握ってくことが理想です。
勉強の時間やお風呂、歯磨き、就寝、ゲーム中等と常にです。
ちなみにですがゲームは片手でできないので良いタイミングかもしれません。
常に握ることにより、ボールを握る力や縫い目を指で触る感覚やボールを扱う感覚が研ぎ澄まされると思います。
少年野球レベルだとこれを毎日続ければいつの間にか他の子供達よりもかなり練習していることになり、差が出てくることになるでしょう。
しかも体の負担も掛けずにです。
まとめ
少年野球の子供達だとまだまだ成長段階でもあり、手の感覚を鍛えることができます。
不器用、器用というのは経験したことある感覚が有るか無いかだと私は思います。
ぜひ少年野球の子供達だからこそ時間はたくさんあると思いますので徐々にやらせてみてください。
ただ、イヤイヤにやらせても脳が拒否反応を起こしているので効果が薄れる可能性がありますのでご注意ください。