少年野球における練習の前に心づくり

コラム_R
少年野球におきまして私が考えますことは、少年野球とはあくまでも少年野球でなければいけないということです。

それは何かといいますと、実は私の息子も小学生のころから毎日のように練習に励んでいました。

この少年野球のおかげで、息子は中、高と野球を続けることができまして親としては非常にうれしく思っています。

息子が所属していたチームには1年生がいたり、5年生がいたりと幅が広いですよね。

この幅広さをコントロールしていく監督さんやコーチの方々は大変なご苦労があるのではないかと思うのですが最近の少年野球を見ていますと、我々の時代とはずいぶん変わってきたような気はしますが少年野球といいますのは心と体の部分の成長を伴っているわけですから、練習内容がどうだこうだというのも少し違うような気さえいたします。

言葉にも心と体というように順番がありますよね?

私は野球の練習の前に心作りが一番大切なのではないかと思っているんです。

特に低学年の子供を指導したりするときなどで言えることかもしれませんが、たといえばバッティング練習のときに基本的にバットはボールを打つものということは理解できているとは思いますがまったく野球そのものに初めて取り組む子供などには、バットとはなにか?バットはどうやって使うかのかではなくて、バットやグローブ、ボールこういった物、まずは大切に扱うことから教えたりすることがとても大切なような気がいたします。

スポーツに取り組む姿勢やスポーツのよさ、人間関係の大切さなど他にもメンタル的に指導する点はたくさんあると思うのですが、小学校低学年の間にしっかりとたたきこんでおくことが子供を伸ばしてあげることのできる要因だと考えます。ただ試合に勝つんだみたいな指導ではやっている本人らには野球の試合も練習も何の魅力も感じないことななくても、感じやすい環境と指導が大切だと思います。

ですから勝つことや、ヒットを打つことも大切ですが、あくまでも少年野球ですから心の指導も同時進行指導でなければならないと考えます。

意外とこのような少年野球チームは私が今まで見てきた中でほとんどないような気もいたします。至上主義が強まっているのは確かなような気がいたします。

心と体同時に作り上げていく指導者こそ真の指導者だと考えます。

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