少年野球だけに限らず、しっかり練習しているのに強くならないチームというのはあります。
強豪チームの練習を真似していてもなぜか強くならない。
なぜでしょうか?
今回はそのなぜを解決する練習での教え方をアドバイスしたいと思います。
強豪チームと弱小チームの差
私が思う強豪チームと弱小チームの差はメンタルだと思います。
メンタルと言っても個人だけでなくチーム全体のメンタルもです。
なぜチーム全体のメンタルが必要なのか?
少年野球をプレイししている子供達のメンタルはとても純粋です。
学校での出来事で嫌なことがあったり、両親と喧嘩したりと子供達は日々様々な初体験が起こっています。
そのまま野球の試合や練習に持ち込んでしまうの当然でもあります。
では、どうやって切り替えさせるのかが強豪チームへの一歩だと思います。
練習前にメンタルを切り替える
ではどうやってメンタルを切り替えさせてあげるか?
それはルーティンです。
ルーティンとは物事には入る前の準備運動とイメージしてもらえればと思います。
弱小チームに見かけますがみんなバラバラに集まり各自がウォーミングアップして監督がきたら練習に入るという流れがあります。
これではメンタルは切り替えれません。
なぜならいつ練習が始まっているかが明確になっていないからです。
ここでルーティンを取り入れます。
チーム状況にもよりますので参考程度に実践してください。
まず練習を始める前はバラバラに集まると思いますがそこは自由時間にさせてあげてください。
学校での出来事を話したりと今日のあった出来事を話をさせる事により頭から一旦離すことができます。
練習開始のタイミングはチーム全員が集まってからか定刻時間になってからウォーミングアップを始めてください。
ここのタイミングがメンタルを切り替えさせます。
このルーティンを習慣させる事により自然とメンタルを切り替えかる力が養われ、試合や普段の練習、日常生活で適応していくのです。
メンタルを切り替えた後の練習の教え方
メンタルが切り替えられた事により、より野球に集中できる環境ができます。
そこで今度は教え方が重要になってきます。
教え方というと様々な方法がありますが参考に活用してください。
普段の練習の教え方は試合に向けての教え方です。
練習は指導と褒めるを多用し、試合では褒めると楽しませるを多用しないといけません。
やはり、プレイをしているのは子供達であり、監督やコーチではありません。
練習では指導中心に野球の楽しさやプレイのパターン、知識を教え込む事が大事です。
試合では極端な話、サインを出す笑顔が素敵な良いおじさんでいいのです。
試合のミスは後で練習に活かせばいいので試合中に指導する必要はありません。
チームの雰囲気を悪くするだけです。
今後、試合で勝ち上がっていくには必要になり、勝つことの楽しさや自分達で勝ったという自信が必要になってきます。
まとめ
甲子園の強豪校の監督や選手は試合の時、勝つ為に野球の試合を楽しくやっています。
それができるからこそ自分達で流れを呼び込んだり、作ったりできるのだと私は思います。
少年野球の子供達は野球だけでなく学校生活や勉強、家庭等で様々な事を6年間で学びます。
その6年間という短い時間を少年野球だけにメンタルを全力に使うのではなく、日常生活にも全力で使えるようにメンタルの切り替える力が必要であります。
ぜひ少年野球を通してメンタルの切り替えが習慣化できる力を持てるように指導をしてみてください。