少年野球の試合後はピッチャーにアイシングをさせる

コラム_R
アイシングとは、氷や水などで局所的に冷却することです。

これは、ご存知の通り野球でも用いられています。

ピッチャーが試合後に肩や肘に何か巻いているのを見たことがありますよね?

あれがアイシングです。

冷却スプレーなどもありますが、あれは短期的に冷やすだけでさらに長時間皮膚を冷やすと凍傷になってしまいます。

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なぜピッチャーはアイシングをするのか?

ピッチャーが試合後にアイシングをするのは、投げることによって肩や肘に発生している熱を冷やすためです。

この状態は炎症を起こした状態であり、痛みも伴います。

さらにこの炎症は、他の身体の部分にも波及し腫れが大きくなってしまうのです。

この炎症をアイシングで冷やすことによって痛みを最小限にするのです。

つまり、他の細胞への影響も最小限に抑えることができます。

アイシングの時間

では、どれくらい冷やせばいいのでしょうか?

アイシングの時間は、15分から20分くらいが目安になります。

はじめの2、3分は熱くなった部分を急に冷やすため、痛みを伴いますが痛いからといって辞めさせてはいけません。

数分では、患部を冷やしきれないのできちんと上記の時間冷やしましょう。

また、投球後はクールダウンで軽めにキャッチボールをさせておいてからチームメイトとは別行動で構わないのでアイシングをさせましょう。

あまり長くやりすぎると凍傷の危険がありますので、時間はきちんと測っておきましょう。

アイシングサポーターを活用しよう

最近では、アイシングサポータなるものも販売されており5千円程度で購入することができます。

ずっと氷嚢を手で持って押さえておくのが面倒ならばアイシングサポーターを買っておきましょう。
手が塞がらないため、道具を運んだりすることもできます。

しかし、肩の炎症を抑えているのに肩の負担のかかることはあまりしない方がいいかもしれませんね。

また、アイシングサポーターは捻挫した時などにも患部に巻いて使うことができるため非常に便利です。

氷嚢も捻挫などの時のためにいくつか買っておきましょう。

怪我してからあれが無いこれが無いではいけません。

保護者の方にも協力してもらい部費を集めて購入しましょう。

スポーツ店と仲良くしていると安くしてくれるところもあるので、コネは最大限利用しましょう。

まとめ

昔は患部を温めたりしていたそうですが、それは逆効果なのでやめましょう。

炎症を温めたところで、治りが悪くなるだけです。

正しい知識を身につけて、子供たちの成長をサポートしていきましょう。

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