野球人にとって道具は大切なものです。
プロ選手にもなると毎日グローブやバット、スパイクの手入れをしている選手がほとんどだと思います。
道具を大切にしない選手で上手くなった選手など見たことありません。
僕は、そういったことを少年野球のうちから教えておくことが今後の野球人生に生きてくると確信しています。
道具の手入れの仕方
まずは一番大事なグローブからいきましょう。
グローブを手入れするにあたってまずはじめにやることはタオルでの乾拭きです。
タオルはもう使わないようなものを使用しましょう。
乾拭きすることによって土や埃を綺麗に落とします。
次にスポーツ用品店などで売っているグリスを別のタオルにつけて塗り込みましょう。
塗り終わったらタオルで軽く全体を拭いておしまいです。
次にバットですが、バットは雑巾かタオルで乾拭きしただけでも十分だと思います。
グリップが剥がれていたりしたらハサミで剥がれた部分を切ってそこだけ新しく巻き直しましょう。
上から重ね貼りするとグリップの厚さがバラバラになるので避けましょう。
最後にスパイクの手入れですが、グローブ同様に乾拭きをした後グリスを塗って軽く拭き取りましょう。
雨の中で練習すると泥がついて取れなくなるので、泥がついた場合は水で洗い流しながら使わなくなった歯ブラシなどでこすって泥を落としましょう。
後は、外に干して乾かしたら同じようにグリスを塗りましょう。
道具を大切に扱う意識を持ってもらう
道具を毎日手入れすることも当然のことですが、練習や試合を行ううえでプレイ中に道具を大切に使うことも大切なことです。
たまに打席の後バットを放り投げる子がいますが、そういった子にはきちんと指導しましょう。
フォアボールやデットボールなどで1塁に向かう際は、バットを投げるのではなく置いてバット引きの子に持って帰ってもらいましょう。
また、試合ではヘルメットやバットなどの道具をきちっと並べて置くように指導しましょう。
それだけで強いチームに見えます。
道具がバラバラに置かれているチームを見て誰も強そうだなとは思いません。
試合をする前から負けているようなチームではいけません。
まとめ
道具を大切にするということは野球人にとったら当たり前のことです。
その当たり前のことを子供の頃から習慣づけていくことが指導者としての役割だと思います。
道具も親が働いて買ってくれたものですから指導者の方からそういったことを保護者の方の代わりに子供たちに伝えてあげましょう。
そうすれば子供たちも感謝の気持ちを持って道具を使ってくれることと思います。