少年野球のチームレベルを平均に引き上げる練習時間と練習方法

コラム (2)_R
少年野球の指導をしていると、毎年選手が入れ替わりますからチームのレベルを一定に保つのが結構難しかったりします。

強い世代を率いる時はそれほど悩みもなくうまく運営できるのですが、そうでない世代を率いる時には苦労することが多くなってきます。

試合をしても全く勝てないと強いチームと練習試合を組むのが難しくなります。

そこで、チームレベルを最低でもその年の周りのチームの平均レベルまで持っていきたいのが指導者としては本音ではないかと思います。

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チーム力を引き上げるための練習時間

よく上手くなるためには周りの練習してる倍練習しないといけないと昔から言われてきました。

しかし、練習時間の長さだけが上手くなる秘訣ではありません。

大事なのは、練習の中身です。

練習時間自体は、そんなに長い時間やる必要はありません。

例えば、平日練習できる環境だったら放課後16時半から19時くらい。休日だったら午前もしくは午後のみの練習時間があれば十分だと思います。

長い練習をするより中身のある効率の良い練習がチーム力向上のためには必要なことです。

チーム力を引き上げるための練習方法

チーム力を引き上げるために必要なのは、スピード感のある練習です。

そのレベルにあった練習を続けていては一歩上のステージに進むことは絶対にできません。

キャッチボール一つとっても捕球から送球までの動作を速くさせるだけで、同じ時間でも多くの送球、捕球の練習ができます。

ノックでも指導者が打つスピードを上げて打つことでより多くの打球を処理できます。

そういった意識をチームに植え付け全体の練習の効率、スピードをアップさせることがレベルアップの秘訣になります。

チーム運営の仕方

弱小チームを強くするためには、練習試合をどんどん組む必要があります。

ただ、試合を組む上で気をつけないといけないのは自分のチームより少し上のレベルにいるチームを選ばないと意味がないということです。

同じレベルのチームとばかり練習試合を組んでいても強くはなりません。

最初は、負け続けると思いますがずっと続けているとたまに勝てるようになると思います。

そうなってくると選手達にも自信が付き好循環が生まれます。

保護者の方にも練習試合の車出しなどが頻繁になると負担をかけることになりますので、理解をもらえるように普段から信頼関係を築いておきましょう。

まとめ

チーム力を引き上げるためにはチーム全体が一つ上のステージに立ちたいという目的を持って普段の練習から取り組んでいくことが大切です。

保護者の方なども巻き込みながら指導者自身が中心となって指導していきましょう。

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